ガンとは闘いません①
これはがん治療を否定するものでは全く
ありません。治療は選択肢の1つであり、
やるもやらないもその人の決断が全てなん
だと"今なら"思います。
私の母は8年前に腎臓がんが発覚しました。
突然トイレが血で真っ赤に染まりものすごく
ビックリしたんやって。すぐに病院へ駆け込み
受診、アッサリと腎臓がんを告知されたらしい。
私その時ちょうど仕事中で電話で知ったんやけど
とにかく落ち着くように静かに話すしか出来ん
かった。仕事中は冷静でいられた。
でも仕事が終わった途端、「死ぬかも」という
何とも恐ろしくて悲しい気持ちに押し潰されそう
になったなぁ。お母さん大好きやから、全然
現実を受け入れられんかった。まさに目の前が
真っ暗になった。
私以上に母はメンタルをやられてた。目が虚ろで
食欲は失せ、夜は眠れなくなった。ちなみに実は
今も不眠は続いてて睡眠導入剤を飲んでるけど、
効果はイマイチらしい。みるみる憔悴していったのよ。
でも不思議というか、下血したのはほぼ1度きりで
それ以降は急に体調が悪化したという事が無かった。
がん患者のイメージとあまりに違うんで、頭の中は
???だらけやった。
そして手術に向け病院探しを始めました。この時は
がん撲滅にヤル気満々な私でした!